グリログ

2015年~ジョホールバルでの海外生活での妊娠、海外出産、産褥ナニー、日々思うことあれこれ綴ります

ついに産まれた!出産レポ③☆

麻酔が効かず、麻酔医も頭を抱えた…

やるっきゃないとこのまま頑張り、痛い時は笑気ガスを吸い、

疲れと笑気ガスで意識も朦朧としてきた午前3時頃…

 

ドクターやっと登場!!!

(昼間の健診時と同じ服着てた)

 

どうやらもう一つの病院でもお産があったようでそっちにも行ってたらしい…

 

突如バタバタと慌ただしくなり、

ベッドが分娩台に早変わり。(足がでてきた)

ドクターが長靴履いて、エプロンみたいなのをかけて、確か床にも何かシート敷いてたかな。

 

そんなことはどうでもよく、とにかく早く産みたい!と必死に訴える私。

 

ドクター「よく頑張ってる、しかしまだ子宮口10センチじゃない…もう少しだ」

 

私「もう無理!なんか出そう!もう無理〜!」

 

ナース「あなたはもう強い母よ、頑張ってる、大丈夫」

 

と死にそうな私を励ますナース。

 

少しして、

ドクターが「よしっ、もう産もう!大丈夫だ!」と。

 

私の前で

吸って〜

吐いて〜

目を開けて!閉じちゃだめ!

 

うーん

 

1度目はうまくいかず。

痛すぎでどうしたらいいかわからず。

 

次の陣痛で頑張ろうと。

 

2度目、

またうまくいかず。

というか痛すぎで疲れすぎて力が入らない…

 

ドクターも怪訝そうな顔をする…

ナースも「この子疲れてるわ」と。

 

ふと、このままだと帝王切開になってしまうかも!と頭をよぎった。

 

それは嫌だ!ここまで耐えたんだからこのまま産みたい!!

絶対次で産んでやる!!

 

ドクターがハサミを取り出し「いい?」と。

もちろんOK!

ジョキンとなったけど痛みはなし。

 

3度目、 

想いが通じたのか、今回はナース達がお腹を押してくれる…!←すごい画だよw

 

もうこれ以上無理だというところまでとーにかく力を入れた…

 

!!!

キャーーーーーーっ

!!!

 

高い泣き声とともにドクターの手に赤ちゃんが!!!

 

産まれたよ〜!!

 

すぐに私の胸元に連れてきてくれた。。

 

「可愛い…!わーん、ありがとう〜」

 

なんか信じられないのと、解放されたのとホッとしたので涙が。

 

すぐにご対面させてくれ、確かその後ベビの処置で隣のベビーコットへ。

 

夫が写真を撮ってくれてた。

 

そのあいだ、ドクターにもう一度力入れてと。

するっと胎盤が出た。らしい。

 

ドクター「胎盤でたよ!いる!?見たい?」

私「不要って言った!見ない!」

 

と言いつつビローンと見せてくれたので見えましたw

 

10ヶ月お世話になりました胎盤

 

そして、私の会陰の処置。

局部麻酔をしてくれたのですが…

それがまた効かず!!!!!!!

 

あり得ない痛さ!

訴えてももうどうもできず。。

 

そんな中「ベイビーよ〜♡」と、身体を拭かれたベビが私の胸元へ。

初乳を飲ませてねと。

 

誰が教えたと言うわけでもないのにきちんと吸おうとするベビ…

またまた感動(ToT)

 

しかし会陰の処置が痛くて痛くてそれどころじゃなくてw

「ごめん、ちょっと今無理!」

と初乳飲ませたらベビを離してもらいました…

 ベビはこのあと、色々検査とかで新生児室へ。

 

午前3時42分に産まれ、色々落ち着いて入院部屋にうつされたのが朝6時半。

 

とにかく私にとっては長い長い出産だった。。